1959年 二次 数学3 [2]
, 平面上の点 を P, 直線 を とする。 を含み 軸に垂直な平面上に, P を中点とし と をなす長さ の線分 AB をとり, A, B から 軸におろした垂線の足をそれぞれ C, D とする。ねじれ四辺形 ABDC を 軸のまわりに回転するときできる立体の体積を求めよ。
ねじれ四辺形という見慣れない言葉が出てきましたが, おそれる必要はありません.
要は, 線分 AB を 軸のまわりに回転させるときできる曲面と, 平面 によって囲まれた立体の体積を求めればよいのです.
, 平面を考え, 次のように座標を設定する.
平面 () と線分 PB との交点を Q とおくと
より
よって
平面 と 軸との交点を R とおくと で
求める立体は, 線分 AB を 軸のまわりに回転させるときできる曲面と, 平面 によって囲まれた部分だから, その体積は
やっと, 遅れていた分を取り戻すことができました.
しかし, 同時に, 解いた問題のストックも 0 になりました.