1976年 二次 理科 [5](旧課程問題)
点 P は 平面の原点 O を時刻 に出発して, 軸上を正の向きに動く.
時刻 において, 軸, 曲線 , 軸, P を通って 軸に平行な直線で囲まれた図形の面積を とする.
P が点 を通過するときの の変化率 は に等しいという.
このとき を の式で表せ.
ただし P の座標は時刻 の微分可能な関数とする.
時刻 における点 P の座標を とおく.
…(1)
よって
したがって, 題意より
整理して
この微分方程式を解くと
( は任意定数)
ゆえに, (1) より
…(2)
のとき だから
()
整理して
…(3)
左辺を とおくと
の判別式は負なので, とあわせて
よって は単調増加で, これと より (3) の解は のみ.
ゆえに で, このとき (2) より