1966年 ニ次 文科 [5](旧課程問題)

点 O を中心とする定円の円周上に 1 点 A を固定し, O とも A とも異なる点 P を半径 OA 上にとる。点 P を通り OA に垂直な弦の一端における円の接線が, OA の延長と交わる点を Q とする。
点 P が点 A に近づくときの \frac{\bar{PQ}}{\bar{PA}} の極限を求めよ。
ただし, \bar{PQ}, \bar{PA} はそれぞれ線分 PQ, PA の長さである。


全ての円は相似なので, 円の半径を 1 としても一般性を失わない。
円 O の方程式を x^2+y^2=1, 点 A の座標を (1,0), 点 P の座標を (t,0) ([tex:0