1956年 一次 理科 [4]
次の□に適当な数を記入せよ。
双曲線 と直線 との共有点の個数は □, □, [tex:0
双曲線と直線の共有点の個数は 個か 個か 個であることは, グラフからしてほとんど明らかです.
実際, を に代入して整理するとニ次方程式(もしくは一次方程式)になります.
共有点の個数が聞かれているので, 判別式を用いることを考えます.
を に代入して整理すると
…(1)
ここで安直に判別式を用いてはいけません.
何故なら, (1) が二次方程式になるのは の係数が と異なる場合だけだからです.
の係数が であれば一次方程式になります.
(i) のとき
(1) を満たす はただ つ存在する.
(ii) のとき
(1) の判別式を とすると
よって, 共有点の個数は
のとき
のとき
のとき