1959年 二次 数学2 [1]
時刻 における点 P の位置 が次の方程式 (1), (2), (3), (4) によって与えられている。各場合について, が から まで変わるとき点 P のえがく軌跡を下の例にならって図示せよ。
(1)
(2)
(3)
(4)
より ,
(4)
のとき
であるから
ただし, ,
のとき
であるから
ただし, ,
とおくと
よって, 増減表(省略)より, は, , のとき極小値 , , のとき極大値 をとる.
も同様に, , のとき極小値 , , のとき極大値 をとる.
(4) の 2 つのグラフは のところで ''なめらかに'' つながっていますが, このことは 値の での極限を考えることなどにより分かります.
しかしそれだと面倒なので, を で表して 座標平面を考えて, 点 における接線の傾きが であることを示した方がいいかもしれません.
ちなみに, 問題に「例にならって図示せよ」とあるので, 矢印やら の値を書いた方がいいのですが, Mathematica では限界があるので省略しています.