1956年 ニ次 解析2 [1]
次の関数の最大値および最小値を求めよ。またそのときの の値はいかほどか。
ただし, とする。
と が混在しているので, 倍角公式を使って に統一することを考えます.
また, と が混在していますが, は の項しかないので, に統一するのが良さそうです.
与式
とおくと
あとは微分して増減表を書けば良さそうです.
微分しても 3 次ですが, 因数分解できます.
全ての項の係数が正であることから, とおいた方程式の解は負のはずで, 題意から を解にもつのではないかと予測が立ちます.
とおく.
ここで, の判別式は負であるから, 増減表は次のようになる.
以上により, のとき最大値 35, のとき最小値 をとる.