1956年 ニ次 解析2 [2]
平面上の直交軸に関して, 座標がそれぞれ , である 2 点を通る放物線
()
と 軸が囲む面積の最小値を求めよ。
2 点の座標を代入して
これより ,
よって, 放物線は で
とおくと より
ここで, 6 分の 1 公式を使ってみます.
高校数学の教科書には載っていないことが多いのですが, 使ったからといってテストで減点されることはないと思います.
放物線 と直線 によって囲まれる部分の面積 は, 放物線と直線の交点の 座標を , とおくと
求める図形の面積は より
とおくと
したがって, 増減表より, 求める図形の面積の最小値は