分割数と多項係数と2のべき乗の関係

分割数について考えているうちに、一つの公式が出来上がりました。
まずは記号の定義から。
整数 n の分割全体の集合を \Lambda(n) で表し、分割 \lambda \in \Lambda(n) に含まれる i の個数を \lambda_i で表します。
例えば、
5
= 1+1+1+1+1
= 1+1+1+2
= 1+2+2
= 1+1+3
= 2+3
= 1+4
= 5
なので、5 の分割は 7 種類があり、それぞれにおける 1 の個数、2 の個数、…、5 の個数を順に書き並べると
\Lambda(5) = \{(5,0,0,0,0),(3,1,0,0,0),(1,2,0,0,0),(2,0,1,0,0),(0,1,1,0,0),(1,0,0,1,0),(0,0,0,0,1)\}
となります。
したがって、例えば \lambda=(2,0,1,0,0) に対して、\lambda_1 = 2, \lambda_3=1 です。
それから、\lambda の多項係数 C(\lambda) を次のように定義します。
C(\lambda) = C(\lambda_1, \lambda_2, \cdots, \lambda_n) = \frac{\displaystyle \left(\sum_{i=1}^n \lambda_i \right)!}{\displaystyle \prod_{i=1}^n \lambda_i!}
このとき、次が成り立ちます。

\sum_{\lambda \in \Lambda(n)}C(\lambda)=2^{n-1}

どうやって証明したものか分かりませんが。
多分、どこかの誰かが既に発見していて、既に証明されていると思います。