置換の公理(Replacement Schema)
置換の公理
とすれば は(真のクラスかもしれない)関数なので, と定義すれば, 置換の公理は が(真のクラスかもしれない)関数で が集合ならば, その像 も集合になる, という意味です.
集合 を関数 で移した先の全体は よりは大きくなり得ず, したがって集合であるということを要請するものです.
分出の公理と同様, 置換の公理も各論理式毎に定められるものなので, 置換公理図式とも呼ばれます.
パラメータ の数をいくらでも増やせることも分出の公理と同様です.