1957年 二次 解析2 [3]

右の図のように基盤の目の形に並んでいる 20 個の点から, 同一直線上にない 3 個の点を選んで, それらを頂点とする三角形を作る。全部でいくつの三角形ができるか。


20 個の点から異なる 3 点を選ぶ組合せは _{20}C_{3}=1140 通り.
このうち, 3 点が同一直線上にあるものを除く.


(i) 3 点が横一列に並ぶとき

_{5}C_{3}\times4=40 通り.


(2) 3 点が縦一列に並ぶとき

_{4}C_{3}\times5=20 通り.


(3) 3 点が傾き 1 の直線上にあるとき

_{3}C_{3}\times2+_{4}C_{3}\times2=10 通り.


(4) 3 点が傾き -1 の直線上にあるとき

(3) と同様に 10 通り.


(5) 3 点が傾き \frac{1}{3} または -\frac{1}{3} の直線上にあるとき

4 通り.


以上により
1140-(40+20+10+10+4)=1056 個.



(5) のパターンを見落としがちです.
私も見落としました.
てへっ.